2010年11月13日土曜日

生命保険料控除

年末になると

『○○さ~ん。生命保険の控除提出してね。』

と総務や事務員の方に言われませんか?

しかし『生命保険料控除って何?』

という方のために分かりやすくご説明しましょう。


生命保険料控除というのは

「生命保険料控除証明書」を

自営業なら確定申告、サラリーマンやOLなら

保険料控除等申告書に添付すれば

所得税や住民税などが減額されるというものです。


また控除される金額は払っている

生命保険の保険料で変わってきます。


■所得税の場合

年間払込み保険料
2万5千円以下  ⇒ 年間払い込み保険料全額

2万5千円~5万円以下 ⇒ (年間払い込み保険料×1/2)+12,500円

5万円~10万円以下 ⇒(年間払い込み保険料×1/4)+25,000円

10万円を超える場合 ⇒ 一律5万円


■住民税の場合

年間払込み保険料
1万5千円以下 ⇒ 年間払い込み保険料全額

1万5千円~4万円以下 ⇒ (年間払い込み保険料×1/2)+7,500円

4万円~7万円以下 ⇒ (年間払い込み保険料×1/4)+17,500円

7万円を超える場合 ⇒ 一律3万5千円


たとえば年間15万円の保険料を払っている場合

所得税は5万円、住民税から3万5千円が控除されます。

しかし注意して欲しいのが

控除された全額がもらえるわけではありません。

税金が掛かってくるので少し少ない金額が控除されます。

生命保険協会

生命保険協会とは生命保険を扱う

生命保険会社の業界団体です。

日本国内で営業している

生命保険会社38社全てが加入しています。


生命保険協会は生命保険業界全体の

運営ルールや方針の決定などが主な活動です。


また不正が行われた際の対応や処罰なども

検討します。


生命保険についての様々な情報提供や

相談や苦情も受け付けています。


生命保険協会 のホームページアドレス
http://www.seiho.or.jp/

住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビル


平成20年1月現在の加盟会社は41社です。

アイエヌジー生命保険株式会社
あいおい生命保険株式会社
アクサ生命保険株式会社
アクサ フィナンシャル生命保険株式会社
朝日生命保険相互会社
アメリカンファミリー生命保険会社
アリコ・ジャパン
AIGエジソン生命保険株式会社
エイアイジー・スター生命保険株式会社
オリックス生命保険株式会社
カーディフ・アシュアランス・ヴィ
株式会社かんぽ生命保険
共栄火災しんらい生命保険株式会社
クレディ・アグリコル生命保険株式会社
ジブラルタ生命保険株式会社
住友生命保険相互会社
ソニー生命保険株式会社
損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険株式会社
損保ジャパンひまわり生命保険株式会社
第一生命保険相互会社
第一フロンティア生命保険株式会社
大同生命保険株式会社
太陽生命保険株式会社
チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社
日本興亜生命保険株式会社
日本生命保険相互会社
ハートフォード生命保険株式会社
ピーシーエー生命保険株式会社
富国生命保険相互会社
富士生命保険株式会社
プルデンシャル生命保険株式会社
マスミューチュアル生命保険株式会社
マニュライフ生命保険株式会社
三井生命保険株式会社
三井住友海上きらめき生命保険株式会社
三井住友海上メットライフ生命保険株式会社
明治安田生命保険相互会社
大和生命保険株式会社

生命保険会社の格付け

生命保険を選ぶ際には

何を重要視していますか?

『TVCMでみた』

『知り合いが保険の営業をしていたので』

『銀行で勧められたので加入した』

などなど加入するきっかけはいろいろありますね。


では本来の生命保険会社の財務能力や

保険金支払い能力を判断する材料はあるのでしょうか?


生命保険会社を格付けしている民間企業があります。

客観的に生命保険を選ぶ基準になるでしょう。


格付けしている主な企業は

■スタンダード & プアーズ(S&P)

■株式会社格付投資情報センター (R&I)

■株式会社日本格付研究所(JCR)

■ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's)

■フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)

などいろいろありますね。


また各格付け会社によって審査の方法が違うため

審査結果が多少違ってきます。


生命保険に加入しても会社が倒産すれば意味がありません。

法律で契約者の保護はされますが

20歳で加入して55歳で保険会社が倒産すると

また加入するのに保険料は高い、年齢を重ねているので

加入しづらいなどデメリットが生じます。


初めから格付け会社などの

第三者機関のデータをみて

加入するかどうか判断することも大切ですね。

生命保険の終身とは

生命保険には終身型の保険があります。

これは解約しない限り

生命保険の保証が続くものです。


逆に10年間などの期間を

区切っている保険が定期保険です。


終身保険も定期保険はどちらも

メリット・デメリットがありますが

終身保険のメリット・デメリットを紹介します。


■メリット

・掛け捨てではない

基本的に終身保険は解約払戻金があります。

また例外的に掛け捨ての終身保険が存在します。

・保険料が上がらない

終身保険は加入時の保険料から

何歳になってもあがりません。


■デメリット

・定期保険より保険料が高め

終身保険は一生涯保障が続くかわりに

保険料が割高です。


・保険の見直しがしにくい

終身保険は途中で保険の内容を

変更しにくい保険です。

定期保険は区切りの期間ごとに見直しができます。


終身保険は必ず保障が受けられる

生命保険ですね。

また貯蓄性に優れているので

老後の生活資金の貯蓄代わりに

活用している方も多いです。


これは個人の考え方にもよりますが

終身保険は貯蓄代わりや

葬式代などの亡くなった後の

準備金などに活用し

定期保険は働き盛りの大黒柱に

万が一のことがあったときの

家族への保障などに活用するのがいいでしょう。

生命保険の掛け捨てとは

生命保険には『掛け捨て型』と『貯蓄型』

の2種類があります。


掛け捨て型の代表的な保険はは定期保険で

貯蓄型の代表的な保険は養老保険と終身保険ですね。


皆さんはどのように使い分けていますか?


生命保険は万が一の時の安心を買うことや

将来の老後の生活や子供の学費のために

貯蓄目的で加入している方がほとんどだと思います。


保険の加入を検討する場合には

『保険に加入する目的』を考えましょう。


もし自分に万が一のことが合った場合に

家族を不安にさせないように死亡保険に

加入するお父さんは掛け捨てのほうが

ベストだと思います。


もちろん貯蓄性のある生命保険は

魅力的ですが、保険料がかなり割高です。


毎月レジャー費や生活を切り詰めれば

OKなのですが、せっかくの家族との

思い出を作る旅行や外食を犠牲にする必要があります。


掛け捨て型の生命保険なら数千円(保険金額によります)で

将来の安心を買えるので効率的です。


また貯蓄型は途中で解約すると払込保険料を

下回る金額しか返ってこない場合も。


『掛け捨ては損』というイメージが強いのですが

保険に入る目的と人生プランをしっかり立てることで

効率的な生命保険になるのです。

生命保険と贈与税

生命保険の死亡保険金には様々な

税金が掛かってきます。


今回は贈与税についてお伝えしますね。


以前は死亡保険金や財産に相続税が掛かるので

生きているうちに財産を家族に

渡すことが頻繁にありました。


そのため相続税が減少するので

国が『贈与税』という新しい税金を

作ったのが始まりです。


贈与税は1月1日~12月31日までの期間に

財産ばどの贈与を受けた方が翌年の3月15日までに

申告をして納税する必要があります。

1年間に受けた財産の総額から110万円を

引いた残りの金額に対して贈与税がかかります。

したがって贈与額が110万円以下の場合は

納税しなくてもOKです。


財産が110万円を超えた場合のみ

贈与税の申告が必要となります。


■贈与税の税率と控除額

200万円以下   10%  -
300万円以下   15%  10万円
400万円以下   20%  25万円
600万円以下   30%  65万円
1,000万円以下  40%  125万円
1,000万円超   50%  225万円


具体的な計算例を挙げてみますね。

■500万円の贈与を受けた場合

500万円-110万円=390万円

この場合の税率は20%(課税贈与金額400万円以下)なので

贈与税は53万円となります。

※390万円×0.20(20%)-25万円=53万円

生命保険と相続放棄

生命保険にはいろいろな取り決めや

契約者を保護するためのルールがあります。


多くの方が疑問に思うことは

相続放棄した場合には保険金は

もらえるのか、それとももらえないのか?


相続のことを考えるのは

人生の中でも多くありません。

なおさら相続でもめない様に

しっかりと頭の中に入れておきましょう。


多くの方が相続放棄をした場合

保険金はもらえなくなると思っています。


しかし相続放棄をしても保険金はもらえるのです。


過去の裁判で相続放棄しても

保険金を支払うよう判決がでました。

これは生命保険の保険金は

相続財産とは見られないんですね。


生命保険の保険金だけはしっかりと受け取り

他の財産は放棄することが可能です。


勝手な思い込みでもらえる

保険金を放棄しないでくださいね。


またたぶんないとは思いますが

もし相続放棄をを理由に

生命保険会社が保険金の支払いを

拒んできてもきちんと請求してください。


ただし例外もあります。

生命保険の契約上、保険契約者が亡くなった方で

受取人も亡くなった方本人になっている場合は

保険金は相続財産となるので

相続放棄をすると保険金を受け取ることが出来ません。


これはなかなか判断が付きにくいと

思います。プロに確認したほうが

確実ですね。